設計段階での学内検討委員会において「どこでもアクティブラーニング」というテーマが共有された。高層校舎は休み時間等における教室間移動に伴い、大量の学生を搬送する移動シャフトが必要となる。その機能上否応なく積層されていく廊下やエレベーターホール、また階段やエスカレーターなどの回遊動線上に学生が主体的に活用できるスペースを点在させることで、学習環境の選択肢を増やし、校舎全体が主体性・多様性を育む受け皿となることを意図した。
所在地 | 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-8-1 |
建築主 | 学校法人 専修大学 |
設計/設計管理 | 日建設計 |
施工 | 鹿島建設株式会社 |
竣工 | 2020年1月 |
延床面積 | 約15,872.90m² |
構造/規模 | S造、一部SRC造、地下1階、地上16階、塔屋1階 |